津八幡宮 例大祭

津八幡宮の例大祭

 津八幡宮では、10月第2月曜日の前々日と前日に神輿渡御神事を、 10月15日17時より例祭が執り行われ、この一連の行事が津八幡宮の例大祭です。

神輿渡御神事

 神輿渡御神事は、御殿より神輿に御霊を遷し、二日間かけて八幡町や大門など氏子らが住む町を巡幸します。かつては例祭に合わせて10月15日から18日まで神輿渡御を行っていましたが、現在は第2月曜日の前々日と前日に行われています。

 この日は神輿渡御のほか、祭礼が行われるようになった当初から登場するしゃご馬、唐人踊り、八幡獅子舞など郷土芸能の巡行が行われます。また、津市中心部では様々な催し物が行われ、一般に津まつりとして古くから市民に親しまれています。


※新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響により、令和2年、令和3年の神輿渡御神事は中止となりました。

例祭

 例祭は一年で最も重要な神社の祭儀です。 津八幡宮では、10月15日に例祭が行われます。
 春の祈年祭(2月)、秋の新嘗祭(11月)と合わせて行われる 大祭の一つで、その中で最も重要な祭儀が例祭です。


※例年は氏子らが参列して齋行されますが、令和2年、令和3年の例祭は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響により、神職のみでの齋行となりました。

様々な困難を乗り越えて受け継がれる祭礼

 津八幡宮の祭礼は、戦災や天候不良などにより諸行事の中断や中止を何度も経験しており、これまでに行われた回数は正確に分かっていません。
 津八幡宮の祭礼に限らず、どの伝統文化にも共通することですが、長い歴史を経る中で様々な困難や危機に直面し、その度に人々は必死に守り抜いてきました。
 近年では、新型コロナウイルス(COVID-19)禍により神輿渡御神事の中止が続くなど、以前からの継承者不足に加えて新たな危機にも直面しています。
 今後もこうした文化を継承していくために、より多くの人々の力が必要となり、重要性が増しています。
八幡の笛木

八幡の笛木

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